おとなりクラブ ぼっちの私の40年ちょっと

MLM ネットワークビジネスのセミナーに潜入!

MLMをやってみた MLM実録(私の場合)


最初から読む
MLM(マルチ商法)やってみることにした
前回のお話
ネットワークビジネスってどう?

いよいよセミナーへ

ネットワークビジネスに
誘われて
サインして
1週間後
ようやく
やることが
できた。

セミナー参加
ってやつだ。

このセミナー
と呼ばれるもの
どこのビジネスでも
あるわけだけど。

とりわけ
ネットワークビジネスでは
多いような
印象がある。

そもそも
セミナーってなんだ?

名〙 (seminar)
① =ゼミナール①
※現代小説は古典たり得るか(1957)〈三島由紀夫〉石原慎太郎氏の『亀裂』について「明は大学院のセミナーへゆく」
② 研究集会。討議も行なう講習会。
[語誌](1)英語では、「大学の演習」と「研究集会」「会議」などの意味とを持つが、日本語では主として後者の意味に用いる。前者の意味では、ドイツ語の Seminar から来た「ゼミナール」や、その省略形「ゼミ」が多く用いられる。
(2)「ゼミナール」が明治時代に教育制度とともに大学に取り入れられたのに対し、「セミナー」は「ゼミナール」がすでに定着していた一九五〇年代になってから入ってきたために、このような使い分けが生じた。 コトバンクより引用

なるほど。

ビジネスで
いうところの
セミナーは②かな。

研究集会
ってことなのか?

何かの事柄の
講習会とか
講演会とかも
セミナー
って呼んでる
感じがする。

700人以上いる!

娘の習い事
を終わらせて
夫に
娘を託して
会場のある
銀座まで
汗だくで
向かった。

コロナで
緊急事態宣言が
出て以来
すっかり
出不精に
拍車がかかって
しまっていた。

そんなわけで
自転車で
行ける範囲を
なかなか
出ないまま
3年が過ぎていた。

電車の
乗り継ぎを
一人でする
なんて
めちゃくちゃ
大変だった。

出迎えてくれた
好青年と
合流できたのは
まさに
開始5分前
だった。

「遅刻しても
大丈夫ですよ」
とは言って
くれていたけど
そういうわけに
いかない。

会場に入ると
受付を済ませて
座席へ向かう。

ずっと階段。

3階だった。

一番後ろから
2列目。

会場の
ほぼ一番後ろ
だった。

700席ほどの
会場で
チケット完売
と言うから
驚いた。

双眼鏡が大活躍

「チケットを買っても
来ない人も
いるんですよ」
と好青年は
教えてくれた。

連れてこようとした人が
ドタキャンだったり
急な予定が入ったり
事情はそれぞれ。

たまたま
私の両隣が
空席のまま
会場は暗くなり
オープニング
ムービーが
流れ始めた。

チケットを
買う時点
(サインした日)
で好青年が
三階席に
なるかも知れない
と呟いていたのを
ちゃんと聞いていた。

それで
双眼鏡を
持参していた。

その双眼鏡は
娘に
劇団四季の
「バケモノの子」
を観せるため
ポチったものだ。

ステージは
よく見える。

ただ、
話している人の
表情までは
見えないし
ホワイトボードも
ぼやけて見える。

ところが
双眼鏡を
使うと
ステージ上の
立ち位置を
標したテープまで
くっきり見えた。

双眼鏡を
持っていなかったら
参加意識が
薄れて
楽しめなかった
かも知れない。

持ってきて
良かった。

偉いぞ
昨日の私。

あっという間の4時間半

11時から
15時半まで
となっていた
そのセミナーは
体感では
1時間くらい
だった。

本当に
あっという間。

なんと言っても
話がうまい

それはそうか。

同じ話を
全国で
隔週くらいで
話しているのだ。

しかも20年間

プロ中のプロ。

前半は
自分の
経験を交えた
いわゆる
マインドセット

なぜこのビジネスを
やるのか。

どんな想いで
このビジネスが
出来上がったのか。

ご自身の
辛かった
エピソードや
悔しかったこと
などを
漫談のように
笑わせながら
聞かせてくれた。

私は
そう言う
人間くさい
ストーリーが
大好きだし
聞いていて
ワクワク
してきていた。

なにをしたら良いのか?

後半に入ると
ビジネスの
やり方

について
話が始まった。

どういった流れで
自分の伝えたい人に
話をするのか
と言うことが
大体わかった。

もちろんそれは
ウルトラCのような
奇抜なものや
特別なものでは
まったくなく。

普通の人が
普通にやれる。

そんな
まともな
やり方だった。

詐欺だとか
騙すとか
とてもじゃないが
そんな悪どい
お話ではない。

心配はしてなかったけど。

アンチの方が
何を大騒ぎ
しているのか
さらにわからなくなった。

バックステージパス

公演は終わり
好青年から
声をかけられた。

先ほどまで
ステージに
立っていた人
【スター】
会いに行こうと
言うのだ。

先生の計らいで
楽屋挨拶に
行く段取りを
してくれたのだ。

人混みを
逆流するように
進んでいくと
関係者エリアの
ドアにたどり着いた。

ドアの向こうは
長い廊下で
そこには
長蛇の列が
できていた。

それぞれ
15人くらいの
グループらしい。

ちなみに
私はたちは
二人きり。

それがいくつ
あるのかわからない
くらい先の方まで
続いている。

廊下の先には
階段があって
さらに
行列は
続いていた。

芸能人みたい
だなと思いつつ
順番を待った。

待つこと
20分強くらい。

やっと私たちの
番が回ってきた
のだけど
係の人が
「写真だけ
撮ったら
帰ってください」
と強めに言ってきた。

どうやら
会場を撤収する
時間が迫っているらしい。

スターとご対面

私と好青年は
前のグループと
すれ違いながら
楽屋の中へ
迎え入れられた。

「あ、さっきの人だ」
と当たり前のことを
思いながら
促されるまま
スターを真ん中にして
立った。

スターは
慣れた様子で
笑顔を崩さないまま
「はいはい。
こっちね」
と好青年のスマホを
構えるスッタフへ
向き直した。

そして
何度かシャッター音がする中
「ウンウン。
明るくね!
やっていきましょう」

とスターが言い
私たちは
次のグループに
押し出されるように
部屋を出された。

実に30秒も
ないくらいの
あっという間の
出来事だった。

次のお話
セミナー後のミーティング