おとなりクラブ ぼっちの私の40年ちょっと

セミナー後のミーティング

MLMをやってみた MLM実録(私の場合)


最初から読む
MLM(マルチ商法)やってみることにした

前回のお話
MLM ネットワークビジネスのセミナーに潜入!

セミナーが終わった私たち

大興奮のまま
セミナー会場を
あとにした私たちは
銀座駅へ
向かっていた。

好青年が
「時間があったら
お茶でもしませんか」
と誘ってくれたので
夫に
娘がどんな感じか
LINEしてみた。

「お昼寝したとこー」
と呑気なムード。

「お茶してきて良い?」
と質問すると
まぁ、別に良いけど
みたいなテンションで
返信がきた。

良いってことだろう。

都合よく解釈して
好青年のおすすめの
フランス紅茶のお店へ
向かうことにした。

矢場とんの威力

フランス紅茶と
イングリッシュティーの
違いをレクチャー
してもらいながら
道を進んでいると
目の前に
矢場とん銀座店が
現れた!

「矢場とん美味しいですよね」
なんの気無しに
そう語りかけると
好青年は
「矢場とんってなんですか?」
と意外な返事をした。

好青年は
幅広く知識があるので
有名どころは
抑えていると
先入観が働いた。

名古屋では
とても有名な
味噌カツのお店だ
ということや
ワラジと言う
でっかいカツが
また旨いのだと
フランス紅茶の
知識のお礼に
教えてあげた。

好青年は
「紅茶やめて
ここに入りたいです!」
と言い出した。

考えてみたら
セミナーは
11時から始まって
今は16時過ぎだった。

お腹
めちゃくちゃ空いてるわ。

それに
気がつくと
空腹が
主張を強めてきた。

ただ、家にいる夫も
お腹が空いてくるし
帰ったら
またご飯作ることになる。

渋谷でご飯食べよう!

全ての問題を
解決する案として
好青年に
渋谷でごはんを食べよう
と提案してみた。

渋谷なら
夫と娘を
呼び出せる。

一緒に晩ご飯を
食べることで
時間の心配も
要らなくなる!

しかも
娘は
好青年がめちゃくちゃ
お気に入りなのだ。

私のわがままに
好青年は
賛成してくれて
私たちは
フランス紅茶の店を
通り過ぎて
渋谷へ向かった。

最高に楽しくなってきた

大好きな
HUBに行くことにした。

好青年も
私の夫も下戸なのだけど
飲み会は
好きなタイプ。

遠慮なく飲める。

ハブエールを
喉に流し込み
今日の感想を
話すことにした。

私は、
このビジネスが
どうして作られたのか
先人が
どれだけ苦労したのか
とても勉強になった

と好青年に話した。

好青年は
満足そうに
「やはりスタートから
ずっとやってらっしゃる人の
話は深いですよね」
とうなづいてくれた。

会場内には
いろんなタイプの人がいて
私たちとは
仲良くならないんじゃないか
って人もいた。

会社でも
全員仲良しこよし
ってわけじゃないので
そこは別に
気にならなかった。

好青年は
自身の紹介者が
ほとんど活動していない。

だから
ビジネスをどう進めて良いのか
全くわからないし
このままだったら
続けられない

と考えていたらしい。

でも、どうせ辞めるにしても
ちゃんと知ってから
判断したいと考え
自分のチームの
ずっと上の方の人に
疑問や悩みを
ぶつけてみたところ
その人は真っ直ぐに
好青年の欲しかった
「答え」を与えてくれた。

その人こそ
先生のような人
私が思った女性だ。

好青年は
先生との出会いで
ビジネスのやり方に
気がつき
とても前向きになった。

私にも
「僕と同じ失敗を
しないで済みますからね!」
と言ってくれた。

ワクワクしてきた。

これがレールなのか?

セミナーで習ったことを
たくさんメモしたので
次にやるべきことは
なんとなくわかっていた。

好青年も
サポートしてくれる
と言っているし
一歩進んでみようと思う。

なんて話していたところに
夫と娘がやってきた。

娘は
私と少し触れ合ったあと
好青年の隣をキープし
最後までそこから
動かなかった。

「仲良くしようねー」
と何度も
好青年に言っていた。

夫が少し
寂しそうで
面白かった。

夫に
今日のセミナーで
見聞きしたことや
会場の様子を
話して聞かせた。

ウンウンと
いつものように
相槌を打ってくれるが
ワクワクが伝わってるのか
いまいちわからない
リアクションだった。

一日子守をして
疲れているのかもしれない。

九州に住む母にも
伝えようと思う
でも遠いからどうなのか?
と好青年に話すと
好青年は先生に
電話をかけて
私に代わった。

先生は熊本在住
うちの母は福岡在住。

「私、おと(私)さんの
お母さんに会いに
福岡へ行きますよ!」

電話の向こうで
先生は明るく言った。

めちゃくちゃ
フットワーク軽い。

いわゆる
フッかる

高速でブーンと
会いに行ってくれる
というのだ。

そうか、これがサポートか。
すごいな、サポート。

私が動き始めたら
すかざすその流れを
強めてくれる
のだな。

この流れが
レールってやつか。

ただ、
私が動かなければ
それは何もない。

なるほど。

これは面白い。

次のステップへ

先生との電話が
終わったあと
好青年の
これまでの流れや
苦労したことなど
色々と教えてもらった。

娘は
好青年に
ポテトをあーんしたりして
何やら
いちゃついていた。

お店を出て
別れ際にも
「またねー!!!」
と何度も言い
別れを惜しみつつも
笑顔でバイバイしていた。

前回遊んだ時は
好青年と
離れたくないあまり
泣きながらの
お別れだったので
1年ちょっとの
成長がみられた。

私は
帰ってから
すべきことを
考えたり
今日知ったことを
頭の中で整理しつつ
ワクワクが
おさまらなかった。

夫は
そんな私を
ただ酔ってるように
思って見ていたのか
どうかは
夫のみぞ知る。

帰宅して
娘を寝かす
準備をしながら
これは面白いことに
なってくるよ

と何度も
夫に訴えかけた。

そのうち伝わるだろう

私たち夫婦の
いつものパターンだけど
どちらかが何か
新しいチャレンジを
始めたり
気になる情報を
キャッチしたりすると
もう片方に
それを語り始める。

ただ
話す方と聞く方の
温度差
が最初はすごい。

だんだんと
熱量が伝わり
一緒に盛り上がるとこまで
プレゼンをする。

もしくは
伝わる前に
話していた方も
醒めてしまうことが
たまにあるけども。

先に話始めるのは
私が7割くらい
だと思う。

日常的にも
色々と話すのは
私ばかりだ。

それほど
気になることが多いし
考えていることが
色々あるので
情報整理のために
話している部分もある。

今回の
ネットワークビジネスに
ついても
話しているうちに
気になることが出てきたり
じっくり考えることが
できたりするので
今後も
夫には
たくさん話しかけることに
なるだろう。

夫の方は
私が寝たあと
私の話から
気になることを
検索したりしている様子。

翌日になって
おもむろに
あれやこれや
私に意見することが
ちょいちょいある。

セミナーについても
明日になって
何か言われるかもしれない。

次のお話
ネットワークビジネスのアンチと夫の意見